物語を狩る種族(The Story Hunters)

読んだ本の感想を書いているブログです

ミステリー

2015年に読んだ本

年も明けたので去年のおさらいを。面白かったものもそれほどでもなかったものも。去年はSF小説ばっかり読んでました。 今年は瀬名秀明『デカルトの密室』とか、サミュエル・R・ディレイニー『バベル-17』とか、ロジャー・ゼラズニイ『伝道の書に捧げる薔薇』…

アガサ・クリスティー『そして誰もいなくなった』

2010年に早川書房のクリスティー文庫で出版された新訳版『そして誰もいなくなった』(青木久恵訳)を読みました。 有名なタイトルで、いつか読もうと思いつつも今まで読んでいなかった作品。20年以上生きていて読んでいなかったのが不思議なくらいですね。ど…

ジョン・D・マクドナルド「罠に落ちた男」

引き続きエラリイ・クイーン編『クイーンズ・コレクション1』から、ジョン・D・マクドナルド「罠に落ちた男」(甲賀美智子訳)を読みました。ページ数にして17ページ、短くてすぐに読み終わる文章量です。 今までに著作を読んだことは無いのでよく知りませ…

レックス・スタウト「殺人鬼はどの子?」

エラリイ・クイーン編『クイーンズ・コレクション1』より、レックス・スタウト「殺人鬼はどの子?」(山本やよい訳)を読みました。 『クイーンズ・コレクション1』はEQMM(エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン)の年刊アンソロジー80年版『ELLERY QUE…

チェスタトン「奇妙な足音」

国書刊行会刊、G・K・チェスタトン『アポロンの眼』から、「奇妙な足音」を読みました。 物語は もしもあなたが、あのエリートのクラブ「十二人の本物の漁師」の会員が年に一度のクラブの夕食会に出席しようとヴァーノン・ホテルに入って来るのに出会ったと…

ジャック・リッチー「エミリーがいない」

今日は『新エドガー賞全集』から「エミリーがいない」(ジャック・リッチー著、山本光伸訳)を読みました。『新エドガー賞全集』は、ハヤカワ文庫から出ていた「アメリカ探偵作家クラブ傑作選」の14巻目であり、1981年から1988年までのアメリカ探偵作家クラ…

チェスタトン「三人の黙示録の騎士」

今日読んだのは、ボルヘスの編んだ叢書「バベルの図書館」の一冊、G・K・チェスタトン『アポロンの眼』(国書刊行会刊、訳者は富士川義之)から「三人の黙示録の騎士」です。なぜ題名に「黙示録」が入っているのかよくわかりませんが、実のところそこまで知…